以前に、普及しているバイオメトリックス認証の例としてATMの「手のひら認証」があると紹介したことがありますが(こちらの記事)、2022年になって、三菱UFJ銀行が手のひら認証の新規受付を終了すると発表しました。2022年7月4日の公式発表では、現在使用中の顧客はそのまま使い続けることができるとのことですが、遠からずサービス自体が廃止されると思われます。
https://www.bk.mufg.jp/tsukau/credit/news/info_20220704.html
インターネットバンキングの普及が進み、手のひら認証を使う人がピークの1/3まで減少したそうです。そのため、設備を維持する負担する価値がないと判断したようですね。
ちなみに百五銀行は2021年春の時点で新規受付どころか、既存の顧客に対してもサービスを停止し、暗証番号のみの認証に切り替えています。
https://www.hyakugo.co.jp/whats_new/20210301_01.html