菅政権の目玉政策の一つであったのに菅政権が終わり、総務大臣も変わってしまってあんまり報道されることもなくなってしまいましたが、携帯電話3社のキャリアメールアカウントが他社へ移っても使えるサービスが始まりました。
携帯電話料金の競争が激化しないのはメールアドレスが変わるのが嫌だから乗り換えをしない層がいるから、だったら電話番号だけでなくメールアドレスもポータビリディを導入しようということですね。
これが発表されたときには、菅総理はメールの仕組みをわかってない!とかいって怒っている人がいましたが、別に技術的には難しくはないですね。固定されているとどこのキャリアを使っているかわかりましたが、今後はドコモのアカウントの人でもソフトバンクと契約している可能性があるということになりますが、別に困ることはなさそうです。
もちろん有料のサービスとなります。NTTドコモ、AUは月額330円です。ソフトバンクは年額3000円ですが、2022年夏から月額330円で提供するらしいです。乗り換える後にこの金額を支払うことにする人はどれくらいいるでしょうかね。そもそもSNSがある時代にプライベートでキャリアのメールを使っている人はあまりいないでしょうから、それほど利用者はいない気もします。届かないと困るメールがある人が1年くらいの期間限定で利用するような形になるのでしょうか。
ソフトバンク
https://www.softbank.jp/mobile/service/mail-address-portability/
NTTドコモ
https://www.nttdocomo.co.jp/service/docomo_mail_portability/
AU
https://www.au.com/mobile/service/aumail_portability/