公衆電話は2016年9月の時点でピークの1984年度の935,000台と比較して5分の1程度まで減っているそうです。確かに、昔は大きな駅には何台もおいてありましたが、今はほとんど見かけませんしお店にもおいてありません。むかしは、コンビニの外にも置いてあった気がするのですが。5分の1といわれても、むしろ、そんなに生き残っているんだ、という印象です。
このままのペースで公衆電話が絶滅してしまうかというと今のところその可能性はありません。法律が変わらない限りNTTが10万台程度は残す義務を負い続けるからです。社会的なインフラとして市街地では概ね500m四方、郊外では概ね1km四方ごとに公衆電話を設置することが電気通信事業法で定められているからです。
http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/universalservice/kousyu.html
災害時は携帯電話がつながりにくくなる傾向がありますので、自宅や職場の近くの公衆電話の場所を覚えておいたほうがいいかもしれませんね。
私の通勤路に公園があるのですが、そこには電話ボックスがあります。今は1台だけですが、昔は2台並べて置いてありました。携帯電話が普及する前は、若者が座り込んで長話していたり、自分が開設したダイヤルQ2の番組に偽造テレカで電話している怪しげな人を見かけたものです。今は、ほとんど使っている人を見かけません。たまに電話ボックスの中で携帯電話を使っている人を見かけます。何を話してるんですかねー。